
2000年出版だけど、いまでも充分通用する
『水はなんにも知らないよ』の著者『左巻健男』 の水入門の本。
『水はなんにも~』は、随分ケンカ腰というか、『水は答えを知っている』という本とその筆者『江本勝』へのケンカ売り本だったといっても過言ではない内容でした。後半は昨今話題の水ビジネスへの啓蒙というかんじだったけど。これはそれより7年も前、2000年に出た、水入門と言える本。
『水は答えを知っている』は2001年に出た本なので、それについての記述は一切なかったけど、この左巻さんてのはおもしろい先生。疑似科学似非科学と言えるものを成敗してやるっ!ていう気持ちに溢れている。
水入門の本の最初に水ビジネスの記述を持ってくるって、なかなかないのじゃなかろうか。入門本としては異色のスタイルかもしれない。後から出た本だけど『水はなんにも~』を読んでいたから、この先生のスタイルってものがわかってたけど。
しかし『水はなんにも~』を読んで物足りなかった人には非常にお勧め。新書版で読みやすいからものすっごい売れてるみたいだけど、水のことを多角的に捉えるにはこっちのがいいです。水ビジネスのみならず、水道水、水資源、下水処理、水リサイクルなどについても要点をまとめて、いまわかっていることをクール(科学的)に書いてある。
そうそう、水ビジネスって何?の人もいるかもしれませんね。手っ取り早く言うと、無意味に高い浄水器のことです。「波動」「πウォーター」「クラスター」「磁化水」「電気石」「還元水」なん...